MESSAGE
破壊と創造で未来に挑む
1989 年11 月、ベルリンの壁崩壊。
新たな時代の幕開けとともに、フューチャーは産声を上げた。
新しい価値も、想像できなかったようなよりよい未来も。
旧来の常識を壊してこそ、創り出していけるものだ。
だからこそ、私たちはこの壁に挑み続けてきた。
前例やしがらみ、既得権益、社会のありよう、常識。
そして、時には、自分自身すらも。
「破壊×創造=未来」
挑戦は、時に難しく痛みを伴うこともあるかもしれない。
それでも、私たちは未来の創造に挑み続ける。
新しい時代を自由に想像し、テクノロジーで創造する。
かつてない未来を共に創る。
私たちは、そんな仲間を心待ちにしている。
会長メッセージ
破壊と創造を繰り返して
非連続な成長を遂げ
予測不可能な未来をつかめ
フューチャー株式会社
代表取締役会長兼社長 グループCEO
金丸 恭文
KANEMARU Yasufumi
若者の粘り強さと強い意志が道を切り拓く
いま、世界は大きな転換期を迎え激しくうねり、私たちの目の前にはこれまでの延長線上にはない未来が待ち受けています。この変化を肯定的にとらえるか否定的にとらえるかは自由ですが、このような時に一番過激なのはむしろ“現状を維持しよう”という判断です。国も企業も個人も、新しい在り方を模索しシフトするときが来ているのです。
誰もが先を読める時代であれば、経験や知識が豊富であることが評価されます。しかし未来が予測不可能ないま、より価値があるのは過去の実績ではありません。なかでも、フューチャーに集う私たちが選んだ"ITの世界"において、若さは大きな武器です。「これがしたい!」という熱い意志と「面白そうだ!」という好奇心に従って、創意工夫をして粘り強く挑戦していく。そういう若者こそが新しい扉を見出し、こじ開けていくのだと思います。
これからの5年、どこで、誰と、何をして過ごすか。ビッグチャンスなどという言葉では形容しきれないくらいの、かつてないチャンスが訪れているのですから、行動あるのみです。
才能がある者ほど困難な道を選べ
フューチャーを創業するとき「古い価値観を打破し、若い人たちが大きな挑戦をする会社にしよう」と考えました。1989年11月のことです。とき同じくして歴史的な「ベルリンの壁崩壊」が起きました。新しい時代の幕開けを感じ、勇気が湧いたことを覚えています。
それから30年以上、改革意識の高いお客様とともに難度の高いプロジェクトに全力でチャレンジし、企業のビジネス、ひいては社会に変革をもたらしてきました。いままでもこれからも、フューチャーに簡単な仕事はひとつもありません。しかしだからこそ、情熱に燃えた優秀な人材が集い、それぞれの強みを生かしながらチームワークを発揮して成功体験を積んでいます。
日本では優秀な学生ほど、大きな伝統のある企業に行きたがる傾向がありますが、アメリカは逆です。トップランナーたちは起業し、二番手はスタートアップ企業に行く。チャレンジすることが普通であり、周囲もそれを当然のこととして温かく応援します。日本でも、才能がある人ほど困難な課題に挑み、次から次へと迫りくる波をワクワクしながら乗り越え、世の中にイノベーションを起こしていってほしいと思います。
何をしているのか一言では言い表せない集団に
私たちは経営者のパートナーとして、ビジネスのあるべき姿を考え抜き、そのための最適なしくみを高い技術力で実現するという、前例のないコンサルティングスタイルを築き上げました。このコアビジネスは変わりませんが、これまでのノウハウを生かしたオリジナルサービスを提供していくことで、事業の拡大にも取り組んでいます。こうした動きに加速度をつけて発展させるため、グループ会社を束ねていこうと考え、2016年春に持株会社体制に移行しました。
今後も事業は増やし、「ITを武器にした、賢く俊敏でコンパクトなフューチャーと仲間たち」を目指します。若手が現場で得た経験からアイディアを出してチームを立ち上げ、第二・第三の大黒柱になるようなビジネスとして実現させてほしいですし、インキュベーションやM&Aにも力を入れていきます。
これからのフューチャーグループは、人びとの想像を超えるインパクトを生み出すような、「何をしているのか一言では言い表せない集団」でありたいと考えます。社名に“フューチャー”を冠する私たちは、常に未来をポジティブにとらえ、現状に満足することなく破壊と創造を繰り返して非連続な成長を遂げていく存在であり続けねばなりません。
最近は公職が増え社外で仕事をすることも多くなりました。少し不在にしてオフィスに戻ってきたときに、「こんなに面白いビジネスをつくったのか!」と驚くぐらいのことが起きるのを期待しています。
社長メッセージ
フューチャーなら、世界を変えられる
一人ひとりがプロフェッショナルとなり
お客様の「未来価値」を最大化する
フューチャーアーキテクト株式会社
代表取締役社長
谷口 友彦
TANIGUCHI Tomohiko
「未来価値」を最大化し、社会課題を解決する
経営とITをデザインし、お客様の「未来価値」を最大化する。これが、フューチャーアーキテクトの使命であり、存在意義です。今やさまざまな場面でDXの重要性が謳われています。しかし、私たちは1989年の創業時から、企業が成長し続けるためには、経営とITの両輪による変革が不可欠だと唱え続けてきました。
私たちは、お客様の経営戦略を描くだけのコンサルタントとは一線を画しています。お客様の未来に真に必要なものは何かを考え抜き、陳腐化しない最適なテクノロジーを選定する目利き力と、それを構築する技術力を兼ね備えています。テクノロジーを武器に戦略のデザインからITの実装までフルコミットでやりきるところが私たちの強みであり、選ばれ続けてきた理由です。
当社の仕事は、アイデアと技術力でお客様とともに社会課題を解決していくという大義があり、それをやり遂げたときの達成感は何事にも代えがたいものです。
プロジェクトでの経験をつうじて成長
私は2002年に新卒でフューチャーに入社しました。以来、流通業のお客様を中心に、業務プロセスの変革をともなう基幹系システムの刷新や、合併に伴うシステムの統廃合など数多くのプロジェクトを経験し、ビジネスとITの知見を培ってきました。なかでも、長く携わった大手物流企業のプロジェクトでは、大規模な基幹刷新と内製化支援によりITコストの低減を実現してきました。また荷物単位での物流コストを可視化させ単価を継続的に改善してきたことや、AI・ロボティクスを導入することで大幅な業務の効率化を実現することで利益向上にも貢献しました。そのプロジェクトでは、コンサルタントとして関わるだけでなく、お客様先へ出向し30代でシステム子会社の社長、40代でグループ全体の担当役員を担い、DX戦略を牽引してきました。
フューチャーには、物流のみならず金融や流通、製造、サービス、エネルギー、ヘルスケアなど社会的意義の高いプロジェクトが数多く存在します。また、AIやセキュリティに特化したテクノロジーの専門チームもあり、意欲さえあれば、年齢や経歴に関係なく、挑戦できる環境と機会があります。さまざまなプロジェクトでの経験をつうじて自分自身の思い描くキャリアを自由に創造できるのもフューチャーの魅力です。
経済産業省の調査※では2030年に最大約80万人にものぼるIT人材が不足すると言われていますが、フューチャーで経験を積めばどこに行っても通用するDX人材に成長できると自負しています。
プロフェッショナルが集まり大きな仕事を成し遂げる
世の中を変える仕事には難題がつきもので、さまざまなプロフェッショナルが集まってこそ成し遂げられるものです。大きな仕事は一人ではできません。プロフェッショナルになるためには、テクノロジーであれビジネスであれ、興味関心のある領域や強みとしたい領域をとことんつき突き詰めていく必要があります。フューチャーでは、こうした個々の志向や強みを発揮できるように、きめ細やかなアサインを行っており、特定の業界やテクノロジーのプロフェッショナルとしてキャリアを築くことができます。そして、社員が挑戦できる場を広げより充実させていくことは、私の重要な役割だと考えています。もしも、あなたが専門性を身につけ「プロフェッショナルになりたい」「世の中を変えたい」という気概を持っているなら、フューチャーの門を叩いてみてください。私たちはその想いを全力で受け止め、挑戦をサポートします。テクノロジーとビジネスの知見を持った仲間たちとともに、お客様の「未来価値」の最大化と社会課題の解決に挑み、世界を変えていきましょう。
※「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT人材等育成支援のための調査分析事業)-IT人材需給に関する調査-」経済産業省 2019年3月