カムバック社員
インタビュー01
成長機会を追求した結果<br>挑戦ができるフューチャーを再び選んだ

成長機会を追求した結果
挑戦ができるフューチャーを再び選んだ

PROFILE

2004年フューチャーシステムコンサルティング(現・フューチャー)新卒入社。教育事業者の新規事業立ち上げ支援や製造業・製造小売業のシステム刷新などを経験。2013年にリヴァンプへ転職し、主に日用品・雑貨メーカーの業務改革推進、IT計画策定からシステム構築に従事。2022年にフューチャーに再入社。フューチャーアーキテクトに出向し、現在は経営企画室ディレクターを務める傍らアルムナイコミュニティーの活性化にも貢献している。

経営課題を改善するために、こだわるのは実行力

──新卒でフューチャーに入社した理由を教えてください。

 大学時代のアルバイトがきっかけで経営に興味を持ちました。社会人経験が浅い段階で自社や顧客の経営に関わるには、何かでエッジが効いていないと難しい。そこで、ITを理解していることはビジネス上での武器になると思い、「経営とITをデザインする」を標榜していたフューチャーに新卒で入社しました。2004年当時も現在でいうDXの考えを掲げていたのは先見性があり、本質的ですよね。フューチャーは、お客様の現場に入ってファクトベースで発見した課題に対する解決策を、机上の話で終わらせず、技術力を用いて具現化までする会社。愚直に価値発揮を追求する姿勢に、入社してみて驚かされました。現行業務や現行システムの調査においても、顧客へのインタビューだけではなく、稼働しているプログラムやデータから分析を徹底して行います。特定の人だけのスキルではなく、多くのコンサルタントがこれに取り組めることもフューチャーの大きな強みです。

──転職を考えるきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

 よい環境で順調にスキルアップや経験を積めたと思います。一方で、30代のうちに別の会社で働く経験を得ることで、新しい可能性を広げたいとも感じていました。ただ自分が大事にしている“実行”や“実装”にこだわる会社は少なく、唯一選考を受けたのがリヴァンプです。リヴァンプは当時、第二創業期にあり、自身と同年代の社員が会社をドライブしている状況でした。この成長期に参画し、組織の拡大に貢献しながら、新たな角度からビジネスにアプローチする経験とスキルを身につけたいと環境を変えました。

──リヴァンプではどのようなご経験を得られましたか?

 企業の経営状況を改善するために、お客様企業の内部に深く入り込み、現場を熟知した上で実行を支援する、また実行を定着化させる仕組みをつくる。リヴァンプでは、経営と業務とITを有機的につなげ、経営システムと人・組織を継続的に進化させていくことの重要性を学びました。実際にお客様の企業に毎日通い、席は会長の目の前。営業、企画、経理などさまざまな部門に囲まれながら密なコミュニケーションを取って仕事を進めていました。特に経営者のスピード感ある決断に触れる機会は、私にとって何よりの財産を与えてくれたと思っています。

面白いチャレンジを、フューチャーで

──学びが多い経験をされてきたと感じましたが、フューチャーにカムバックするに至ったのはどのような流れだったのでしょうか。

 リヴァンプでのキャリアを経て、企業の経営に自らが直接携わって企業の成長に向き合いたいと考えるようになりました。スタートアップ企業を中心に次の挑戦を模索する中で下した結論は、フューチャーへの復帰です。不定期に連絡を取っていた前社長の神宮さんから、「戻ってきたら?」と声をかけていただいたことがきっかけでした。かつての同僚たちが在籍しており、ゼロから信頼関係を作る必要がないこと。経営資源、とくにヒト・カネ・テクノロジーの面で大きな魅力があること。グループ会社が幅広く、多様な機会の可能性があること。それらに加えて「ある程度の会社規模があった方が面白いことができるよ」という神宮さんのアドバイスにも背中を押され、フューチャーなら年齢にとらわれないチャレンジができそうだと感じて戻る決断をしました。

──復帰後はどのような業務を担当されているのですか。

 経営企画室のディレクターとして、予算の策定から経営課題への対応、社内連携の推進を任されています。前社長の神宮さんや、新社長の谷口さん、取締役陣と向き合い、会社の課題やあるべき姿について議論するために、必然的に社内外にアンテナを張ってインプットし続ける必要がある環境です。成長せざるを得ない刺激に満ちた仕事に携わることができ、感謝しています。
 戻って感じたのは、チームワークがフューチャーの大きな魅力だということです。経営や技術、業務などそれぞれの専門領域を持った仲間がいて、組織として最大のパフォーマンスを出すために皆が協力しあっています。以前は当たり前すぎて意識していませんでしたが、外から見ると大きな強みだと気づきました。

つながることで、可能性が生まれる

──カムバックしてみた正直な想いを聞かせてください。

 想像した以上に成長機会の連続で、戻る判断は間違いなかったと感じています。当社は継続的な成長を実現するために、経営やオペレーションを日々アップデートしながら前に進んでいます。その過程に関わることができ、戻る前に考えていた企業の内側から企業の成長に向き合いたいという希望を叶えることができています。

──アルムナイ(卒業生)にメッセージをお願いします。

 幅広い業界や企業で素晴らしい活躍をされていることをさまざまな形で耳にしています。そういったアルムナイ同士がつながり、さらには在籍者ともつながることで、シナジーが生まれるのではないか。私はそう強く感じています。
 私自身、タイミングと巡り合わせが重なってフューチャーに戻る機会を得ましたが、皆さんの中にも近い将来、ビジネスパートナーとしてアルムナイ同士や、アルムナイとフューチャーがつながる機会があるかもしれません。
 2024年、LinkedInのアルムナイグループが立ち上がりました。まずはフューチャーの近況を知っていただきたいと考えています。互いの経験や知見を共有し、新たなビジネスチャンスや協力の機会を見出せる可能性があります。卒業生なら皆さん知っている通り、「ないものはつくる」を大切にしている会社です。どのような形かはわかりませんが、皆さんと再び出会い、コラボレーションから新たな可能性が広がることを期待しています。