FUTURE AGENDAとは

FUTURE AGENDAとは

FUTURE AGENDA(フューチャー・アジェンダ)は、フューチャーグループ※1の未来についてあらゆるステークホルダーとともに考え、議論するための統合報告ポータルです。フューチャーグループの最新情報を最適なタイミングでお届けするため、定期刊行物ではなく、随時更新できるWeb形式としています。また過去の取組みを紹介するだけでなく、未来への対話を促すアジェンダを提供している点が大きな特長です。

FUTURE AGENDAは、FUTURE’S NOW(フューチャーズ・ナウ)とFUTURE’S NEXT(フューチャーズ・ネクスト)という2つのコンテンツで構成されます。FUTURE’S NOWはフューチャーグループの現状がわかるリンク集で、事業ポートフォリオ、事業実績などの財務情報に加えて、SDGs、ESG、ダイバーシティ&インクルージョンの取組みといった非財務情報も紹介しています。またFUTURE’S NEXTは、フューチャーグループの最前線の変化を感じられる事例を取り上げ、未来のフューチャーグループの姿やこれからの取組みがどうあるべきかについて、グループ内外のステークホルダーがともに議論することを促しています。 ※1 持ち株会社の名称はフューチャー株式会社。フューチャー株式会社およびグループ企業を総称してフューチャーグループと呼ぶ。

パズル

FUTURE AGENDA誕生の背景

フューチャー株式会社(以下フューチャー)は、2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しにおいて、グローバルな投資家との建設的な対話を中心に据えた企業向けの市場であるプライム市場※2を選択しました。フューチャーはこれまで国内外の投資家やアナリストの皆様と積極的にコミュニケーションを図ってきましたが、社会課題を経営に取り込み、持続可能な成長を実現するサステナビリティ経営の動きが世界的に高まるなかで、従来の財務情報に加えてSDGsやESG、ダイバーシティ&インクルージョンなどの非財務情報を世界に向けて積極的に発信し、お客様や従業員、従業員の家族といった幅広いステークホルダーの方々と、企業価値向上のために議論する場を設けたいと考えました。そうした考えのもとに生まれたのが、FUTURE AGENDAです。

フューチャーは「ベルリンの壁崩壊」に象徴されるように、古い社会が終焉し、大きな変革のうねりが起きていた1989年に創業しました。常に社会変革と自己変革を信条とし、そのDNAを受け継ぐフューチャーの社員は、未来のあるべき姿を一人ひとりが考え抜き、最新のテクノロジーを駆使して実装することにより、よりよい社会へ変えていくことを使命としています。また、フューチャーグループのコアビジネスであるITコンサルティング事業では、IT戦略パートナーとして常にお客様に寄り添い、経営・業務・ITの三位一体で様々な業界のDXやビジネス変革を推進してきました。お客様とともに挑戦を続け、新しい価値を創造するという考えのもと、FUTURE AGENDAでは特定のビジョンを指し示す代わりに、自己や社会の様々な変革の事例を取り上げることで、未来のあり方について議論を生み出すことを目的としています。 ※2 日本取引所グループによる定義(参照:https://www.jpx.co.jp/equities/market-restructure/market-segments/index.html

重要なテーマ(マテリアリティ)

フューチャーグループにとって重要なテーマは、次の3つです。このテーマを軸に、FUTURE AGENDAに情報を随時追加していきます。

① 社会変革

お客様の経営改革や業務改革、およびフューチャーグループが提供するシステムやサービスをつうじて未来に新しい価値を創造し、社会課題の解決やよりよい社会に向けて変革をリードします。たとえば、日本の企業にとって大きな課題であるDX化・クラウド化は、お客様の事業の柔軟性や効率性を高めるだけでなく、働き方改革や地域活性化、省電力化による環境負荷低減など、日本が抱える社会課題の解決にもつながります。フューチャーグループは「世の中にないものはつくる」を信条に、テクノロジーをベースとした革新的なビジネスやサービスから得られた知見をお客様に提供する付加価値に転換していくことで、ビジネス変革や社会の発展に貢献します。

② 自己変革

社会を変革し、自社の企業価値も高めていくには、自己を変革し続ける必要があります。フューチャーグループは2016年に持株体制へと移行し、コアビジネスであるITコンサルティング事業と、それまで培ってきた知見とノウハウをオリジナルサービスとして展開するビジネスイノベーション事業の「2WAY戦略」によって、グループ全体の成長を図ってきました。またビジネスイノベーション事業では、コンサルタントである社員がグループの事業会社でCEOやCTOを務めており、経営陣の一人として自ら経営に携わるキャリアパスも設けています。ダイバーシティ&インクルージョンに関する取組みでは、ジェンダーや文化・価値観の違いに関係なく、誰もがライフステージの変化に合わせて活躍できるよう、全従業員が働く場所や時間の使い方を自らの意思で選択し、理想のキャリアを形成できる環境づくりを進めています。これらの取組みは、今後の海外事業の拡大における土台になると考えています。

③ テクノロジー

変革の最大の原動力であり、フューチャーグループの最大の強みであるのが、テクノロジーを目利きする力とそれを実装する力です。刻々と変化する世界の技術動向を見定め、お客様の課題解決に向けて最新の技術を選定して提供するだけでなく、解決するための仕組みがまだ世の中に存在しない場合は、自ら設計・開発しています。その結果、多くの知財を保有しています。このようにプロジェクトごとに最適なテクノロジーを選び、新しいビジネスアイデアとして実装できることが、経営とITの両輪でノウハウを積み上げてきたフューチャーグループの強みです。

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