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顧客の未来に本気でコミットする、情熱ある組織|DXを牽引する #3
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顧客の未来に本気でコミットする、情熱ある組織|DXを牽引する #3

DX戦略コンサルタントの仕事を紐解くシリーズ記事「DXを牽引する」。第3回はフューチャーアーキテクト Client Value-growth Group(CVG)事業責任者の田中裕之と同グループのコンサルタントが、プロジェクトのスコープを越えて「顧客人格」で課題に向き合うCVGの仕事の流儀を語ります。

田中 裕之

田中 裕之

フューチャーアーキテクト株式会社

シニアパートナー(上席執行役員)

Client Value-growth Group(CVG)事業責任者。メーカー系SIerを経て、2003年にキャリア入社。ビジネス企画、IT戦略の策定、およびIT組織の改革といった「経営・業務・システム」の三位一体の改革のリーディングを得意とする。

岡村 伸也

岡村 伸也

フューチャーアーキテクト株式会社

マネジャー

2001年にキャリア入社。金融、小売、物流など幅広い業種・業界のプロジェクトで基幹システム再構築などの大規模開発のデリバリーを経験。CVGでは大手小売のPMO支援、コスト最適化といった伴走支援をつうじて、顧客のDX推進の内製化を推進。

江口 未紗

江口 未紗

フューチャーアーキテクト株式会社

シニアコンサルタント

2018年にキャリア入社。金融サービス事業部の大規模プロジェクトにてチームリーダーを経験後、CVGの前身であるビジネスコンサルティンググループに参画。その後一時的に新卒採用チームで採用活動を経験。産休育休を経て2025年にCVGにて復職。

コンサルタントが「顧客人格」で考え抜き、長期的な企業成長を実現する

田中 フューチャーアーキテクトは、創業時からお客様の未来価値の創造に本気でコミットすることを大切にしてきました。戦略・業務・システムを三位一体で手がけるトータルデザイン力、幅広い業界知見、そしてひとつの企業を長期的に伴走支援し「経営数値に成果が表れる」DXに強みがあります。
フューチャーは、「コンサル+SI」の中間的案件や基幹システム刷新に強いコンサルファームといった印象を持たれていることもあるのですが、上流フェーズから深く関わり、瞬間的・局所的な支援ではなく長期的な企業成長に重きを置くコンサルティングがお客様に支持されているファームというのが私の実感です。そういった中でCVGは、システム構築を前提とせず、スコープレスにお客様のDXを支援するチームです。コンサルタント一人ひとりが「顧客人格」で企業変革に向き合っています。

岡村 私は20代の時にフューチャーに転職し、25年近く勤務しています。キャリアの前半では、前職の独立系SI企業の経験を生かしてシステム構築の実装部隊のリーダーとして従事してきましたが、数年前に自身の希望でCVGへ異動し、自社で構築を手がけるのではなくお客様を内側から支援する伴走支援型プロジェクトを担当するようになりました。現在は大手小売企業のPMO支援やIT組織の内製化支援を行っています。自分はお客様と毎日顔を合わせて、お客様の成功に100%集中し深くコミットしたいのだとCVGに着任して再認識しました。

江口 お客様が本当に求めているものは何か、私も常に考えています。契約範囲はありますが、守備範囲に捉われすぎずに仕事ができるのは大きな醍醐味です。私は大手小売業、総合金融機関、メーカーのお客様の支援に関わってきました。社内の情報統括部門の育成、システム関連コストの可視化、その結果に基づく改善策の共創といったご相談に対応しています。お客様の真横について中立的ポジションで仕事を進めるという姿勢は、CVGだけでなくフューチャー全体で大切にされている価値観です。

お客様にナレッジが残る、再現性のある支援にこだわる

岡村 お客様からの相談は様々です。事業企画、業務推進に関するもの、「ベンダーが出してきた見積りが正しいものかわからない。適正化してほしい」といったご相談もよくいただきます。私のような構築経験が長いコンサルタントだけでなく、事業戦略やIT構想策定、組織開発に強いコンサルタントが少人数のチームを組んでお客様に寄り添います。
他のコンサル企業と一緒に仕事をすることもありますが、やはり違いを感じるのは踏み込んだ提案ができる点です。開発にも強みを持つフューチャーだからこそ、プロジェクトのスコープを決め切らず、実際に現場が困っているポイントを理解したうえで、表面的ではない深く柔軟な議論ができるのだと思います。どんなプロジェクトでも、単にその場を解決して終わりではなく、お客様が継続的に自走・改善し続けられるようなナレッジを残すことを大切にしています。

江口 よく「ここまでやってくれるコンサル会社はない」と言っていただきます。簡単なことではないのですが、やはり最終的に人を動かすのは人です。業界特性を理解し、技術を理解し、真剣に向き合うことで実効性のあるDXプロジェクトになっていきます。情熱をもってお客様の会社を変えたい、自分たちの短期的な成果よりもお客様の長期的な成長にコミットしたいと考えるコンサルタントが揃っていることが、フューチャーの強みだと思います。

一人ひとりが顧客貢献をデザインする、情熱ある組織

田中 お客様を長期的に支援するためには、コンサルタントがファームに定着することも大切です。自身が長く貢献するイメージを持つからこそ、お客様の未来にも当事者意識を持つことができます。
組織をデザインするうえで、個人のモチベーションが高く保たれる環境は特に重視しています。フューチャーのコンサルタントは、フレームや理論に基づいて第三者的に指摘するだけでなく踏み込んだ支援を行います。だからこそ人事評価も、「これができないとマネジャーになれない」といった形式的な基準は設けていません。評価項目に縛られず、自身が取り組んできたことをアピールしてもらっています。

岡村 私が最初にアサインされたプロジェクトは、構築の経験を生かしながら新しい領域にも挑戦できるようなプロジェクトでした。一人ひとりが「こういう武器を持ちたい」「こういう挑戦をしたい」という志を持ち、手を挙げて参画できる仕組みがあるので、モチベーションを高く持ってお客様に向き合えるコンサルタントが多いのだろうと思います。

江口 フューチャーはアサイン面談やキャリア面談にしっかりと時間をかける会社ですよね。私は希望して一時的に新卒採用部門に異動させてもらったこともあります。人を支えるということが自分のモチベーションの軸になっていたので、一度経験してみたかったんです。「行っておいで」と快く送り出してもらいました。ひたすら仕事をこなすのではなく、視野を広く持って成長していくことを推奨してくれる環境だと思います。少人数で進める案件が多いため、オーナーシップを持ちやすいというのも特長です。

田中 私たちは「顧客育成型DX」と呼んでいるのですが、最終的には我々なしでお客様自身が持続的に自走できる状態を目指してDXに取り組んでいます。コンサルタント一人ひとりが顧客貢献をデザインし、情熱をもって仕事に向き合える環境をつくることが、お客様の事業成長に責任を持つということだと考えています。

フューチャーアーキテクト「顧客の未来に本気でコミットする、情熱ある組織」取材の様子

岡村 CVGはある程度経験を積んでから入ったほうがバリューを発揮しやすい部署ということもあり、中堅層が豊富に在籍しています。子育てに向き合っている人も多い部署ですよね。原則出社に切り替えている企業も多い中ですが、フューチャーではリモートワークも活用されています。

江口 私は今年の5月に育休から職場復帰したところなのですが、保育園の送迎や突発的な自宅保育などは個人の裁量で調整できています。勉強会の録画公開も頻繁に行われていますし、チーム内のコミュニケーションが活発で、復帰後のキャッチアップはスムーズでした。成長意欲や貢献意欲と小さな子どもとの生活が両立できる環境だからこそ、変わらぬ熱意で仕事に取り組めています。


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※「ビジネスコンサルティンググループ」は2025年4月より「Client Value-growth Group」に組織名称を変更しました。