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コンサルの在り方を変えれば、失われた30年は取り戻せる|DXを牽引する #2
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コンサルの在り方を変えれば、失われた30年は取り戻せる|DXを牽引する #2

DX戦略コンサルタントの仕事を紐解くシリーズ記事「DXを牽引する」。第2回はリヴァンプ 代表取締役社長 執行役員CEO 湯浅智之が「DX戦略コンサルタント」の役割を語ります。

湯浅智之

湯浅智之

株式会社リヴァンプ

代表取締役社長 執行役員CEO

東京大学卒業後、2000年にアクセンチュア株式会社に入社し戦略グループに配属。製造流通業を中心に経営抜本的改革、マーケティングプロセス、全社コスト削減、M&A(合併・買収)、新規事業などを経験した後、2005年リヴァンプ創業のタイミングで入社。外食産業をはじめ数々の経営支援案件に携わり、2016年より現職。

肥大化するコンサルティング業界に一石を投じる時

時代は今、空前のコンサルブームです。「顧客に寄り添う」といったフレーズをよく聞きますが、本当に顧客に寄り添って当事者的な動きができるコンサルティングファームがどれだけあるでしょうか。多くのファームがやっている仕事は「数字ありきで会社が売りたいものを売る」コンサルティングです。お客様の未来を見据えた支援よりも、課された数字を達成することが重視され、結果として事業会社の投資と経営数値は連動せず、コンサルの一人勝ちでプロジェクトが終わる。事業会社もコンサルタントも、この状況に飽き飽きしているはずです。

私たちリヴァンプは2024年3月にフューチャーグループに参画しました。リヴァンプとフューチャーの共通点は、「お客様の成功を本気で考え、成果を出してきたコンサル」だということです。私たちが見据えているのは数年の短期的な関わりではなく、お客様の長期的な「成功」です。きれいな資料を作って終わりではなく、経営数値への貢献までを見据え、会社を良くするためになんでもやってきました。
経営を経験したことがない人間に経営のことはわかりません。自社の売り上げを優先するコンサルよりも、当事者として中に入ってオペレーションを理解し、会社の成長を本気で考えてくれるコンサルのほうが信頼されるのは自然なことです。

変革意識を持って日本の企業を牽引する人間を増やしていく

私には、「失われた30年」を作ってしまったのは自分たちの世代だという認識があります。これまでのやり方が正しかったとすれば、今の日本の現状はないのです。コンサル業界も事業会社も変わらなければなりません。
今はあらゆる会社でDXが経営の最重要課題になっています。技術の知見なしには解決できない問題が山積する中、フューチャーグループには、独自の解析ソリューションやプロジェクトデリバリーのノウハウといった他社には真似できない技術のコンピタンスがあります。
2024年にグループ入りしたことで、リヴァンプのコンサルタントもそれらを武器にこれまで以上に強力に「企業を芯から元気にする」というミッションの実現に邁進できるようになりました。

これからはスコープレスに動けるコンサルこそ強いと思っています。重要なのは、自らが顧客を牽引するという強い意志、そして実現力です。大義があるところには必ず人が集まります。
技術で世界を変えたい、日本を元気にしたいと考える人に、今こそフューチャーグループを選んでほしいと思います。


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※フューチャーアーキテクトの「ビジネスコンサルティンググループ」は2025年4月より「Client Value-growth Group」に組織名称を変更しました。