企業ネットワークのクラウド化により情報セキュリティ対策は重要度を増し、テレワークをはじめオンライン化が加速したことで、セキュリティ対策は常にアップデートを求められています。昨今はサイバー攻撃が金銭目的の脅迫型にシフトしていることもあり、何から着手し、どこまで対応すればいいかわからないという悩みを抱える企業も少なくありません。今回は事故事例を題材に対策見直しのポイントと事故発生時の説明責任の果たし方について解説し、経営視点を織り交ぜて議論します。
このような方にお薦め
- 自社のセキュリティレベルや課題をきちんと把握できず困っている方
- 課題認識はしているものの、どこから対策を始めたらよいのか悩んでいる方
- 対策をどこまでやればよいか悩んでいる方
- セキュリティ事故発生時に説明責任を果たすべき経営層の方
プログラム
Session 1 講演＆ディスカッション
セキュリティインシデント事例から考える事故対応のあり方
株式会社ディアイティ セキュリティソリューション本部 ゼネラルマネージャー 山田 英史
情報セキュリティ事故は必ず発生することを前提に、いかに損失を最小化し、いかに早く回復させるかを織り込んで設計する必要があります。経営層が事故についてきちんと説明し、信頼を回復することも重要な要件です。本パートでは最近起きた情報セキュリティ事故の事例を題材にしながら、経営層が説明責任を果たすために望まれる事故対応のあり方を解説します。
Session 2 講演＆ディスカッション
インシデントを未然に防ぐための重要なエッセンス
フューチャー株式会社 Cyber Security Innovation Group 事業責任者 林 優二郎
「情報セキュリティ」と言ってもその範囲は広く、技術的な対策だけでもアプリケーションからインフラまであり、さらには人的、組織的、物理的な面においてもあらゆる対策を講じる必要があります。本パートではインシデントの未然防止に向け、セキュリティ対策を考える上での勘所やどこまで備えておくべきかという考え方について、具体的な進め方や課題点を踏まえ、示唆します。
Session 3 質疑応答
登壇者プロフィール
山田 英史
株式会社ディアイティ セキュリティソリューション本部 ゼネラルマネージャー
1991年株式会社ディアイティ入社。1997年より情報セキュリティ業務に従事。現在は主に企業や行政機関に対する情報セキュリティ設計や運用、教育、監査に携わりながら、情報処理安全確保支援士の認定講師や様々な情報セキュリティ制度の委員を務める。
林 優二郎
フューチャー株式会社 Cyber Security Innovation Group 事業責任者
2009年フューチャーアーキテクト株式会社（現フューチャー）入社。ITコンサルタントとして金融、流通、製造、小売など幅広い業界のコンサルティングやシステム開発に従事。2016年サイバーセキュリティチームを立ち上げ事業化し、サイバーセキュリティ事業を牽引。
モデレータプロフィール
煎谷 輝伸
株式会社ワイ・ディ・シー 代表取締役社長
1999年フューチャーシステムコンサルティング株式会社（現フューチャー）入社。海外赴任、大手コンビニエンスストア出向等を経て小売・流通業で実績を積み、2015年ウシオ電機株式会社出向。執行役員として製造業の企業価値向上や競争力強化のためのIT技術の利活用、企業ガバナンスの向上に取り組む。2020年4月株式会社ワイ・ディ・シー取締役、2021年3月より現職。
開催概要
- 日時
- 2021年7月1日(木) 17:00～18:00
- 参加対象
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- 業界問わずセキュリティ対策のあり方にご興味・ご関心のある方
- セキュリティインシデントが万一起きた場合の対処を知りたい方
- リスクを極小化するためのセキュリティ対策を検討している方
- 参加費
- 無料
※お申し込み多数の場合は、抽選となります。あらかじめご了承ください。 - 視聴方法
- 「ZOOMウェビナー」を利用したオンラインセミナー（ライブ配信）
※視聴URL等は参加申込み後、ご登録いただいたメールアドレス宛にご案内いたします。 - 共催
- フューチャー株式会社、株式会社ディアイティ、株式会社ワイ・ディ・シー
申込締切：2021年6月29日(火) 18:00