INTERVIEW

自らの技術で、新たな事業を創造したい。

写真
  • INTERVIEW
    小川 達Itaru
    Ogawa
  • 一橋大学 商学部
    経営学科
    2012年入社

文系でもモノづくりができる!

 小川は、かなり適当に就職活動をしていたんですよ、と笑う。
 「業種・職種は特に絞っていませんでした。部活の先輩が受けていた企業にエントリーして、説明会に行き、OB訪問し面接を受け…という繰り返し。いわゆるザ・就活生でした」
 それでも、ひとつだけ譲れないポイントがあった。それは“一緒に仕事をすることになる人たち”。「これまでの経験から、何をするかより、誰とするかのほうが大切だと感じています。就職活動でも、一緒に仕事をしたいか、この組織に所属したいかという点を重視していました」
 小川は大学で体育会フィールドホッケー部に所属し、3年生の時は学生連盟の委員長を務めていた。このことが将来を決める出会いを導くことになる。たまたま連盟の社会人理事の中にフューチャーの社員がいたのだ。どんなに忙しくても自分たち学生のために時間を割き、真摯に向き合ってくれる誠実さに感動。密に連絡を取るうちに、IT業界とフューチャーに興味を持つようになった。
 「就職活動をしているうちに、自分はモノ作りが好きなんだということを思い出しました。ただ文系では、誰かが作ったものの営業や工場のライン管理など間接的に関わる職種が多く、それでは物足りない。先輩の話を聞いて、フューチャーならば、自分で考え、自分で作ったモノを世の中に出すことができるんだと知り、新鮮な驚きと大きな可能性を感じました」
 自ら作ったモノを世の中に出したい!フューチャーでその力をつけたい!と思い、入社を決めた。

写真

“IT初心者”から技術部隊へ

 入社後は3か月間の新人研修が待っていた。同期には小川同様にIT未経験の者もいたが、大学時代にみっちりやってきた者もいて、その差は圧倒的だった。
 「足りていないんだから、とにかくがむしゃらにやるしかないですよね。寝る間も惜しんで課題や講義の予習復習に明け暮れました。大変でしたけど、どんどんわかるようになるのが楽しかったですね」
 努力は実を結ぶ。研修の最終段階に実施された技術分野のテストで3位を記録したのだ。その結果を受けて、研修後は技術部隊に配属された。
 「この配属によっていまの自分があるので、本当に頑張ってよかったと思います。技術の勉強ばかりしていたのでビジネス分野の成績はひどいものだったんですけどね(笑)」
 配属後は複数のプロジェクトに対して技術的な支援を担当した。なかでも印象的だったのは、2年目にメーカーのお客様に対して需要予測システムを開発しているチームに入った時のこと。これは安定的な生産を目的に様々なファクターから需要を予測するもので、小川に課せられたのはシステムのパフォーマンスを改善するために予測精度と処理速度をさらに上げることだった。小川は統計の知識や統計解析向けのプログラミング言語を駆使しながら地道に検証を重ね、最終的に予測精度をほぼ100%まで上げた。
 「影響を及ぼす数値をひとつずつチェックし、仮説を立てて検証し、結果が出なければ原因を考えて、また仮説を立ててやり直すというトライアルアンドエラーを繰り返しました。製造業のお客様にとって、“いくつ作るか”は業務の根幹をなす重要なデータです。やりがいがあって、取り組んでいて本当に面白かったですね。この経験をとおして、ようやく技術が少しわかってきたかなという手ごたえを得ました」

写真

フューチャーも自分も飛躍的に成長させる

 フューチャーは持株会社体制に移行したことに伴い、ITを活かした新規ビジネスに積極的に取り組んでいる。小川がチャレンジしている「農業×IT」をテーマにした新サービスの立ち上げもそのひとつ。
 「農家には日々の作業やノウハウを記録した“秘伝の書”のようなノートがあり、それをシステム化して効率化を図ります。さらに記録を集計・分析し、作業時間や経費、作物の出来高や売上を比較。今後の方針を決めるなど農業経営を見える化し、改善することを目指しています。フューチャーにとって新しい柱となるようなビジネスにしたいと奮闘しているところです」
 小川たちはある地域の複数の農家に協力を要請。開発したアプリケーションのベータ版を使ってもらい、よかった点、改善点を直接フィードバックしてもらっている。
 「フューチャー発のサービスなので、技術や機能の選定、それをどうシステムに組み込むかなど、すべて自分たちで決められるのでスピーディに取り組めています。ユーザーから『便利だよ!』『期待しているね!』という声をいただくと、さらにいいものにしよう!と、どんどんやる気が湧いてきますね」
 身につけた技術を武器に新事業の創出にチャレンジする小川。技術者が楽しめるようなビジネスを作りたいと意気込む視線は、はるか遠くを見ている。

学生へのメッセージ ITはどんどん進化し、その領域は広くて深い。何かができるようになっても、わからないことが増えるということの連続です。キャッチアップするのは簡単ではありませんが、目の前には大きな可能性が広がっています。何かをやろうとするとき、最後にキーになるのはモチベーションやパッション。いまITがわからなくても、このワクワクする業界で「何か新しいことがしたい!」という熱い気持ちがあれば、トライする価値は十分あると思います。

写真

他のメンバーのインタビューを見る

JOB GALLERY